[欧州出張記]LEGO社城下の小さな街、ビルン

2012年5月3日木曜日

2012年4月に訪れたビルンBillundという街について、まずは仕事と関係ないところから記録に残していこうと思います。

このビルンという街はわずか人口6,000人あまり、周辺の市町村を合わせたビルン郡Billund Municipalityでも人口2.6万人という小さな自治体です。デンマークは数々の島と半島からなっていますが、そのもっとも西の大きなパーツ、ユトラント半島の真ん中あたりに位置しています。

この街に関する情報は日本ではとくに少なく、もっぱら「レゴランド」の所在地として知られるのみです。その証拠に、私が敬愛する『地球の歩き方』(書籍版)のなかでも、レゴランドの紹介はあれどビルンの紹介はない、という状況です。

LEGO社創業の地、そして本社所在地であるビルン。当社のカンファレンスに参加するのがビルン訪問の目的だったわけですが、航空券の関係で土・日とビルンのなかで過ごすことになったので、せっかくだからと街のあらゆるエリアを徒歩で踏破してみました。そのときの写真を中心にご覧ください。

*参考:ビルンの自治体Webはこちらです


◆静かな街並み
ビルン空港。デンマーク第2の大きさと聞いていますが、とても静か。もちろんシーズンにもよるのだと思いますが…。気温はひんやり。

宿泊したホテルの向かいには競馬場がありました。一人乗りの馬車?を引く形式のようです。空が広い!

住宅街。街の中心部を除けば平屋が多かったです。週末だからか子供たちが遊んでいたり、お父さんが庭仕事をしていたりとのどかな風景が続きます。

街の中心部に図書館がありました。カラフルな調度品が目を引きます。図書館のなかには幼児用のあそび場もありました。

学校。おそらく公立の基礎学校(日本でいう小~中学校)でしょう。土日は残念ながら授業をやっていませんでした。

校庭。国技ともいえるサッカーのコートのほか、陸上トラックも見えます。とにかく広い!

大草原の小さな幼稚園。

唯一見つけた丘から360度を見渡してみました。デンマークは最高地点でも海抜173mという平たい国なので、とにかく高いところがありません。ビルンのような高い建物が皆無の街だと、「見晴らしのよいところに行きたい!」という欲求が湧いてくるのに自分でも驚きました。


◆LEGO社があちこちに
大きなビルがそびえたつ光景を無意識に想像していたのですが、それとはまったく対照的でした。LEGO社は街のあちこちに点在しています。こちらは創業時の建物で、いまは迎賓館兼ミュージアムとして使われています。

大きなブロックが看板がわりらしく、これもあちこちで見かけました。

正確には別の日に撮りましたが、本社の受付の風景です。手前の円筒には真っ白なブロックが詰まっています。

建物にたどりつくまでに牧場(?)の間を抜けていくところも。独特な牛の姿も興味深いです。


点在する拠点を行き来するために自転車が用意されています。ネックのところにLEGOのロゴが。

LEGOグループの一角、LEGO Foundationはいろいろな教育的プロジェクトをサポートしています。これは街の中を流れる小川に沿った「彫刻の散歩道」の風景。

「彫刻の散歩道」の入り口にはこんな看板が。「買い物はこちら」とはなんとアバウトな、と思いましたが、事実でした。


歩いていくと、こんな作品が佇んでいたりします。

LEGOの人形っぽいかたちをした彫像も。

まだデンマークは春になったばかりで、葉のない木が変わった生え方をしていました。

日本と比べると極端に人の少ない印象がありましたが、この小川沿いには人が散歩をしに集まるようで、住民の方やアジアからの留学生などと会話を楽しむことができました。「日本から来た」というと、口ぐちに「地震と放射能は大丈夫なのか?」と気にかけてくれたのと、「ビルンはどう?」と問いかけたときに決まって「静か(quiet)でいいね」と答えるのが印象的でした。

レゴランドのほか、いくつかのウォーターレジャー施設があるビルン。週末に家族で車でやってきて宿泊し、遊んで帰っていく、そんな街なのだろうな、と思いました。

ハイシーズンでなかったこともあるとは思いますが、とにかく静かで、空が広く、澄み切った風が吹き渡っていく風景が印象的でした。


◆おまけ
終業時間に厳格なデンマーク、しかも地方都市の週末とあって、食べ物の確保には苦労しました。18時には閉まってしまうスーパーでちょうどよい量の商品(日本人にとっての「一人分」が基本的に存在しない)を探し回り、たどりついたのがインスタント麺。日清も韓国メーカーもなかったのですが、唯一ベトナム製のものだけが並んでいました。ベトナムにブランチをもつ弊社としてはつい親近感が湧き、購入。北欧の地でアジアのカップめんを食べるという貴重な体験ができました。


次回はLEGO社のカンファレンスを中心にお伝えします。


2 件のコメント:

  1. たまたま訪問しましたが、面白いです。
    ありがとうございます。
    現場にこそ、又、人と人とのぶつかり合いの中にこそ創造はあると日々実感しています。
    頑張って下さい。

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  2. ありがとうございます!

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